こんにちは。アルテドレミの岩本くみこです。
映画が大好きの私。特に音楽がかかわってるものは見逃しません。
今回新百合ヶ丘アルテリオでみたのは・・
「グランドピアノ 狙われた黒鍵」
ウィーンの至宝ベーゼンドルファーインペリアルが使われているとのことで
以前から気になっていた映画。
ベーゼンはウィーンでも奏でさせていただきましたので興味津々。
でもその甘くコクのあるロマンティックな
音とはまったく裏腹のサスペンス!
副題がコワイのです・・!
「1音でも間違えたら殺される・・・」ゾゾゾッ!
ひょぇ~。
どうするの?どうなるの?ドキドキ、ハラハラ。
ピアニストが間違えたらどうなる?
楽譜に次々に現れるメッセージ。
緊張感とスリリングな息をのむ展開にどんどん引き込まれていきます。
ピアニストは以前間違えたことがトラウマになって
5年間活動を休止しての再演だったからなおさらその気持ちが伝わって・・。
音楽やクラシックピアノの美しい世界やピアニストの演奏前のキモチなど
昔も今も変わらない世界から一転殺人事件へ。
それも演奏中犯人とスマフォでやりとりしたりタブレットで曲を検索など
今でなければ描けない行動。
そして自信なさげだったピアニストが犯人と対決し愛する人を守ろうと
次第に強くなっていく姿!
意外な対比や組み合わせで惹き付けられました。
でもやっぱりかかせないのは愛。
愛が人をは強くさせるんですね~。
これがないと映画にはなりません!
最後は・・
やはりベーゼンドルファーインペリアルの普通のピアノより多い黒鍵9鍵に秘密が。
いろんな意味がある「鍵」に注目してくださいね。
あ~それにしても最後のピアノの姿は・・。
興味のある方はぜひ!
アルテドレミ岩本くみこ♪