こんにちは。アルテドレミの岩本くみこです。
ウィーンコーチングツアー⑧回目。
今日はモーツッァルトの博物館、
そしてその地下にあるベーゼンドルファーホールにご案内します。
作曲家モーツァルトの名前は音楽を愛する人のみならず
誰でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
「きらきら星(変奏曲)」はちびっこにもおなじみ。
ピアノソナタ「トルコ行進曲」(付き)はピアノの発表会で今も人気です。
5歳から作曲を始めたとか、7歳の時に後のマリーアントワネットにプロポーズしたなど逸話もたくさんあります。
ここではイヤホンで日本語の解説をたっぷり聞くことができて、
改めてその生涯を学ぶことができました。
日本人の方に日本語で話しかけられてちょっとうれしかったり、
日本人もモーツァルト好きの方が多いのね、
などとその人気ぶりがうかがえます。
建物は実際にモーツァルトが「フィガロの結婚」を作曲した家。
中は吹き抜け。
それぞれの部屋に行けるよう階段(装飾がオシャレ)が家の中を取り囲みます。
映画のワンシーンのよう。「アマデウス」とか・・・。
街並みも当時と変わらないらしく
「同じ風景を見てたのね~」と
時を超えて不思議な気分に。
さてこのモーツァルトハウスの地下にステキなホールがあります。
石作りのドーム型のホール。
中央にベーゼンドルファー(ウィーンの至宝と言われるピアノメーカー)が。
なんとここでピアノを弾けるというチャンスが!
その音色は・・
まるで1音1音が美しいベールにつつまれたよう・・!
感激してしまいました。
ホールの作り方もあると思いますが、
空間を音がただようのはこういうことか、と。
ペダルの使い方を工夫しないと・・
など反省もあるけど音を出しただけでも幸せが感じられるピアノでした。
よいピアノは上達させてくれる。
発表会などでも、どれみちゃんたちにいいピアノで弾かせてあげたい。
味わわせてあげるのが私の使命!と強く感じました。
だって音の素晴らしさを知らなければいいも悪いもわからないから。
弾いた曲は父がよく聴いていたシューベルト、母が好きだったショパン。
ピアノを好きにさせてくれた両親に感謝して、
そして自分のために弾くのは至福のひと時でした。
改めてこのツアーを企画して下さったコーチの保科先生、
エムセック インターナショナル 音楽文化交流事務局の丸尾さんに
お礼の気持ちでいっぱいです。
さて次回はベートーヴェンゆかりの地と
楽しいホイリゲ(って何?って方もわかりますよ)にご案内します。
最後までお読みくださりありがとうございます。
ウィーンの香りをお届け アルテドレミ♪