夏らしくて元気が出るブーケ
アルテドレミのピアノはYAMAHAのグランドピアノG型です。
C型というのもあり華やかな音がしますがG型は学習者にはよいと調律師さんにお聞きしました。
先日のレッスンは親子連弾でお母さまもご一緒に。
伴奏パートを受け持つママさんにもちょっとアドバイスさせていただきました。
コードの根音はしっかりと重みを持つとお子さまも弾きやすいですよ!などなど・・。
「やはりピアノはちがいますね~~」
とお母さま。
「家では指がよく動くけどここではなかなか思うように動かないの」
どれみちゃんも言います。
(ムム、ママもそう感じたってわかったからやっぱり!って思ったのかしら・・)
おうちでは電子ピアノで練習されています。
アーテキュレーションをつけたり、力を入れたり抜いたり、伸びる音を聴いたり、空間に響く音、消えていく音にお耳をすませたり・・。
だんだんお指を楽譜のその音においただけではすまなくなってきた。。
ということは表現しようとすることが明確になって耳もよくなり
上達してる
ってことでもありますね
ママも弾いてみて改めてアコースティックとデジタルの違いが感じられたようです。
アコースティックでも大きさやメーカーによって個性があり全く音やタッチも違います。
先日のコンサートで弾いたピアノはベヒシュタインというドイツのピアノ。
「ベヒシュタイン」のフルコンサートグランドピアノ
ベヒシュタインといえば3月に汐留ベヒシュタイン・サロンで行われた樹原涼子先生の「名器を巡る旅 第1回」でも取り上げられお話を伺いました。
ベヒシュタインの個性はオーケストラの響き、各パートがはっきり出て内声外声がはっきり表現できる、ということです。
リストやブラームス、ドビュッシーも愛用したそうですが現代でもこのピアノがお気に入りというピアニストも
たくさんいるそうです。
弾いてみた印象はドイツの質実剛健?のびが少なく、かたさがある感じで弾きこなすのは難しいかな
でも客席で聴いてみると小さな音もくっきりと美しくクリア。
慣れるのに時間がかかるのかもしれませんが、発表会ではすぐに対応しなくてはいけないのですね
これも色々な会場で色々なピアノを弾いてわかっていくことなどだと思いました。
発表会ではスタインウェイ。
こちらの名前はきっと皆さまも聞いたことがあると思います。
どれみちゃんたちの印象はどうでしょう
楽しみです
今はおうちのご事情などからデジタルピアノをお持ちの方も多いのですが、共鳴して出る音、倍音、空間に伝わる音はやはりアコースティックピアノ。
どうぞレッスンの時に耳を澄ませ自分の音がいろいろ変化するのを確かめていただきたいと思います。
「ピアノから教えられる」
とベヒシュタインのパンフレットに書かれていました。
どれみさんのママからピアノに思いをめぐらせた日でした。
お読みいただきありがとうございます。
今日も素敵な1日になりますように
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